『T.R.Y.』 試写会 in 東京国際フォーラム
2002年 11月 27日 (水)


どっれ〜だっけ♪応募ハガキ出しても〜♪
…当たったことのない私が、
今回は当たり運の強い(織田ファンじゃない)友人に恵まれまして、

【T.R.Y.】完成披露試写会(舞台挨拶付き)の招待状をゲッチュー!

今月散々私を追い込んでいた大学の課題を前日の晩にやっつけて、
体はフラフラ、心はウキウキでいざ東京へ…(^-^;)


 
会場に入る時に没収された招待状



 バタバタと東京へ…

前日、夜21:30まで仕事があった私は、帰宅して速攻22:53発の夜行バスへダッシュ!
久々の全力疾走で、バスに乗ってからちょっと吐き気がした…。<しかも翌日筋肉痛(爆)
同じ仙台から向かう織田友さんと一緒に7時間弱バスに揺られ、
まだ真っ暗な東京駅に着いたのは5:30頃でした。

そこから歩くこと15分。現場の東京国際フォーラムに到着。
人の顔が識別できないぐらい暗かったのですが、人影は3人ほど?
あ〜よかった、かなり前じゃん♪
…と思ったら、前のグループは場所取り隊だったらしく、後になって次から次へと人が…。
開場直前には結局20番目ぐらいになりましたなぁ。(ま、それでも前の方だからいいけどね)


 アッという間の13時間

現地で落ち合う約束をしていた織田友さんとも無事合流し、私たちもいつのまにやら
10人ぐらいのグループに。 この大人数ってのが、予想外に楽しかった!(笑)

まず寝不足だからたぶん、これから約13時間の待ち時間の間には
ちょっと睡眠でもとらないともたないだろうなぁと思ってたのが、全然!(笑)
織田話するのはもちろん、織田雑誌をみんなで見たり、織田グッズをいただいたり、
持参した織田カラを拝見したり、織田写真を見たり、織田切り抜きに落書きしたり(゚゚☆\(--メ)バシッ
…って全部織田関係じゃん(爆)
いやでもとにかく、寝てる暇ないぐらい時間はアッという間に過ぎ去りました。ホントに。

そして、大人数だと食事・休憩をとるのが楽!
2〜3人ぐらいずつ「じゃ、行ってくるね〜」「行ってらっしゃ〜い」という感じで交代に休憩をとりに行く。
JR有楽町駅の目の前なので、お店もそこそこある。
待つ方の場所取りシートにはお菓子がいくつか置いてあったり…。 まるで遠足状態(笑)

あとは、多くの初見の織田友さんとお会いすることができたのも、大きな収穫でした♪
ネットで知り合ったお友達と実際に会ってお話できるというのは、楽しいものです(*^^*)
こうしてお顔見知りが増えていって、イベント行くのが楽しみになって、
ますますハマっていくんだなぁ〜(爆)

この日の東京はとても天気がよく、日なたはとっても暖かい♪
過ごしやすい一日だったから尚更でしょうが、織田友さんと交流しているうちに
みるみる時間は過ぎていきました。


 いよいよ開場!

夕方16:30頃、ガラス張りの2Fでフラッシュが光り始める。 え?会見でもやってるの!?
と思って遠くから覗いてみるが、『T.R.Y.』という文字の看板だけで、人影見えず。
でもフラッシュは光ってる。 30分経ってもまだ光ってる…。 開場後に中で確認したのですが、
コレ、ただのディスプレイでした(^^;; <看板に、下の方からフラッシュがピカッと光るやつ
(ちなみにこの日は、13:30から別室で記者・関係者用の試写会が行われていたのです)

17:30、シート等を片付けて順に2列に並ぶようスタッフに指示される。 いよいよだ!
何人かずつ区切って入れるらしいので、そんなに混雑はしないのかな?

予定通り、18:30に開場。 入り口を入った所で、一旦止められる。
中には、スタッフのチャイナドレスのお姉さんが数人と、すごい数の取材陣。
それと、関係者らしき人達がいっぱい。

案内されるのを待っていると、入り口付近で突然「キャーッ!!!」という黄色い叫び声!
なになにっ!? まさか織田さん?とか思ったら、なんと亀山Pでした!
何故か一般客の入り口から入ってきて、関係者用のエレベーターへと消えていきました…。
何故?どうして、こんなとこから?(^^;;

少しして用意が整うと、招待券は没収(T.T)で順番に中へと通される。
チャイナドレスのお姉さんからプレスシートと記念品をもらって、席へと急ぐ。

 
ちなみに記念品は、レトルトのふかひれスープ!中国つながり!?(笑)


1階の1列目は全部「関係者用」となっていて、取材陣の席。 私たちはその後ろの2列目
舞台左袖から出てくるんじゃないかとふんで、左側の席をGET! 朝早くから並んでよかった♪
ここならオペラグラスなくてもお顔がバッチリ見えます。
取材陣の数もすごい! 両脇のTVカメラだけで10台以上はあったな〜。
その他に、ステージの下前の方にカメラをかまえたカメラマンがズラッと待機していました。

そして予定時間を20分ほど上回った19:20頃、会場がゆっくりと暗くなり…。


 舞台挨拶で元気に登場♪

幕が開くと、青地に白抜きで『T.R.Y.』と書かれた看板をバックに、
映画の中で使われた(のと同じ?)レトロな車が一台、ステージ上に置いてある。

司会のフジTVアナウンサー佐々木恭子さんがご挨拶と注意点(撮影・録音などは厳禁等)を
言った後で、思った通り舞台左袖から織田さん&共演者・監督・原作者が
一列になって登場〜〜!!\(^O^)/
ライブさながらに「織田さぁーん!」「裕二ぃ〜!」と声援が飛ぶ(私も叫んだし/笑)
前日の『真夜中の雨』BBSで若松監督の「織田さんの体調不良」カキコがあっただけに、
お姿を見るまでちょっと心配でしたが、顔色も機嫌もよく元気そうな笑顔の織田さんでした。
以下、覚えてる範囲での各コメントの大意です。(言い回し等、違うとこあります)

【織田裕二】
3カ国合作のこの映画を作るにあたって、はじめは言葉の問題等心配なことも
ありましたが、いろんな人に支えられて何の苦労もいらなかったです。
国が違っても、一緒に映画を作る者としての気持ちは変わらないんだなと。
今回みたいな
スケールの大きい映画っていうのは、僕は今まで記憶にないです。
ワンカットワンカット、スタッフの思い入れが込められています。
これからこういうエンターテイメントに、どんどん日本映画が挑戦していければいいなぁと
考えてます。ぜひこれから皆さんの手で、この『T.R.Y.』を大きく育ててください。


(キラキラした瞳で嬉しそうに語る織田さん♪ シャツの袖がちょっと長かったのが気になった…/笑)

【シャオ・ビン】
(日本語で挨拶・自己紹介の後)
舞台に登場した時の声援で、織田さんはみんなに愛されてるんだなぁと思いました(笑)
この『T.R.Y.』も、同じように愛して下さい。
この作品がこれで終わることなく、続いていくことを期待します。


(襟をたてた白いシャツがとても爽やか! かっこいいなぁ…)

【ソン・チャンミン】
(日本語で挨拶・自己紹介の後)
『T.R.Y.』を通じて、このメンバーと出会えたことを幸せに思っています。

(通訳の方もちょっとたどたどしかったので、よく覚えてない…スミマセン(^^;; 日本語がお上手でした♪)

【松岡俊介】
今回僕は、ダブルキャストをやらせて頂いてます。(隣りの大森監督に何か言われて)
え、言っちゃまずかったっすか? でもパンフレットにも書いてあるし…(笑)
撮影は楽しくやらせて頂いたんですが、
苦労したことといえば中国語
周りが中国の方ばかりなので、すぐに「その発音は違う」と言われたりして困りました。


(紫のジャケットとパンツが怪しげ…(笑) 泉田家の次男クン、いいキャラです)

【市原隼人】

(自己紹介をして)15歳です。

15歳というあまりの若さに会場はおののいてザワザワし(笑)、本人も緊張して「あの…」「スゴイ…」が
 多かったため、コメントあまり覚えてません(爆) スミマセ〜ン((((^^; タッキー似の?かわいい子です/笑)


【井上尚登(原作者)
先ほども(昼間の会見時?)「『T.R.Y.』の続編は書かないんですか?」
と何度も言われて、今、シャオ・ビンも同じようなこと言ってましたので…(笑)
もし皆さんがこの映画を見て、おもしろいと言ってくれるなら、
ぜひ、
「2」も書こうかなと思っております。

(おぉ〜〜〜〜〜!と、会場から拍手がわき起こる中、 織田さんだけが笑顔で首を傾げてたのがツボ。
 <イヤなのか?/笑)


【大森一樹(監督)
アジアの俳優はセクシーです。 世界で一番美しいアジアの男だちを、ぜひ見てください。
そして、この映画を見ておもしろいと思ってくれたら、ぜひ周りに「おもしろかった!」と
口々に叫んでください。


自信作という感じが伝わってきました。 結構熱い方なんですね)

この後、取材陣に囲まれての写真撮影コーナー。 舞台中央にみんな集まって、
フラッシュを浴びまくりながら、たくさんのレンズに向かってい〜い笑顔をします(*^^*)
織田さんは両脇のシャオ・ビンさん&ソン・チャンミンさんと肩を組んで、
本当に「同士」「仲間」という感じでした。
山のように重なる記者さんたちで織田さんたちが隠れて見えにくかったのですが、
隙間からちょうど織田&シャオ・ビンのいい男のツーショットを拝むことができました(笑)

最後に、もう一度織田さんから一言。

「公開はまだ先なんで、見てもらうのがなんか恥ずかしいような気持ちなんですが(笑)、
 せっかく
(この試写会に)選ばれた皆さんには、ぜひいち早く見れた特権を生かして、
 この作品をおもしろいと言ってほしいです。1月11日にも、またぜひお会いしましょう!」


拍手の中、帰っていく出演者。手を振りながら歩いていく織田さんだけが、
舞台袖のところでもう一度立ち止まり会場に向かってお辞儀をしてくれました。
ライブ同様、この「客に礼を尽くす」という姿勢がやっぱり嬉しいです…(T.T)

この後再度登場の佐々木アナが、私たちの掲げていた「祝 T.R.Y. 完成」の横断幕
(待ち時間に作っておいたモノ)に気付いてコメントで触れてくれたのが嬉しかったかな♪
いい人だ…(笑)


 上海的痛快活劇・初見の感想(ネタバレなし程度)

その後、『T.R.Y.』本編上映。 上映時間は1時間44分。
寝不足&疲れのため途中睡魔に襲われたらどうしようかと思いましたが、
ヤバイ…と思った時にはうまい具合に「ジャンッ!」と眠気を覚ますような音楽&展開
惹きつけさせてくれまして(笑)、一番の見せ場のシーンでは目を見開きまくりでした(◎o◎)
迫力のある住友さんのBGMも効果的で、サントラは絶対買いたい!
笑いもところどころにあるし、スピード感に溢れてるし、
痛快娯楽、冒険活劇の大好きな私はと〜ってもおもしろい映画でした!

個人的には『WO』より好きかな…(笑)
『ナウシカ』よりは『ラピュタ』が好きな人だからσ(^◇^;)<って訳わからんたとえ(織田譲り)


21:30過ぎぐらいに終了し、出口でアンケートを書いたり織田友さんにTVカメラの前に
引っ張っていかれたりして(笑)、会場を出たのは22:00頃。
私は22:20発の夜行バスに乗るために東京駅でみんなと別れて、帰途についたのでした。

そういえば腹へった…と気付いたのは、バスに乗り込んですぐでした(笑)
<朝と昼しか食べてなかったから